小説むすび | 銀色の鈴

銀色の鈴

銀色の鈴

著者

小沼丹

出版社

講談社

発売日

2010年12月10日 発売

前妻の死から再婚までを淡々と綴った表題作、戦時下、疎開先での教員体験をユーモラスに描いた「古い編上靴」-これら世評の高い“大寺さん”シリーズほか、伯母の家の凋落に時代の変遷を重ねる「小径」、戦前の良き時代の交友を哀惜の情をもって語る「昔の仲間」など、七作品を収録。滋味あふれる洗練された筆致で、ほのぼのと温かい独特の世界を創り出した「小沼文学」中期の代表的作品集。

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