小説むすび | 死の島 上

死の島 上

死の島 上

出版社

講談社

発売日

2013年2月9日 発売

「島」という絵を通じて相馬が知り合った女性ー広島で被爆し心と体に深い傷を負った芸術家・素子と彼女と暮らす美しく清楚な綾子、双方に惹かれてしまった彼の許に二人が広島で心中したという報せが届く。これは一日の物語であり、一年の出来事であり、一生の話であり、一人類へ与えられた悠久の啓示でもある。文学史に燦然と輝く、著者を代表する長篇小説。日本文学大賞受賞作。

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