小説むすび | サブライン707

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夜、道玄坂や宮益坂に現れる黒い犬。それに餌をやったものは、必ず謎の失踪を遂げるー。そんな、どこにでもありそうな都市伝説がささやかれている渋谷で、黒い犬につきまとわれている少女に出会った二里とナナ。かろうじて犬を追い払ったものの、路地の闇にすうっと消えるようにいなくなるのを目撃してしまう。正体を突き止めようと躍起になるナナに対し、二里は消極的。その理由は1つ。彼が幼いころから持つ能力が、関わるなと告げていた…。

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