小説むすび | 三日月背にして眠りたい

三日月背にして眠りたい

三日月背にして眠りたい

著者

彩河杏

出版社

集英社

発売日

1989年10月1日 発売

バイトをクビになり、明日からどうしようかと困っていたわたしの所に、見知らぬじいさんがやってきた。彼は「萩原生菜子さんじゃね。わしは天野小次郎、あんたのおばあさんの恋人だった。わしのやっている下宿屋を手伝って下さらんか」と言った。えぇっ、いったいどういう事?でも、結局、その申し出を受けた。三日月荘、それが新しい職場。そこにはいろんな住人がわたしを待っていた。

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