小説むすび | 赤い十字

赤い十字

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第二次世界大戦、モスクワ。ソ連において、敵国の捕虜となることは祖国への裏切りに等しかった。国外の捕虜リストに夫の名を見つけたタチヤーナは、ある決断をするー。ベラルーシ気鋭の作家が描く、忘れ去られる過去への抵抗、そして未来への決意。ノーベル賞作家・アレクシエーヴィチ推薦の文芸作品。

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