小説むすび | 良妻の掟

良妻の掟

良妻の掟

元バリキャリ・現小説家志望のアリスは不満だった。夫に伴い渋々引越した古い屋敷は、相当な手入れが必要な物件だったのだ。いざ掃除すると、古い料理本や1950年代の雑誌など、前の女主人ネリーの暮らしていた痕跡が見つかった。庭と植物を愛する、良妻の鑑であったはずのネリーには、どうやら深い秘密がありそうで…。異なる時代に生きるふたりの女性。70年の間に変化したもの、そして変わらないものとは?

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