小説むすび | 武蔵と無二斎

武蔵と無二斎

武蔵と無二斎

出版社

小学館

発売日

2014年10月7日 発売

天下無双の剣客・宮本武蔵は幼少のころ、その父・無二斎から非情の血をもって厳しく武芸を叩き込まれた。武蔵は父を憎み、無二斎は成長して剣名を轟かせていく息子の才を妬ましく思うようになる。「あやつを生かしておくわけにはいかぬ」。父と子の歪んだ絆はやがて一つの闘いへと向かっていく(「武蔵と無二斎」)。強者を斃すべく山伏の修行に加わった若き日の塚原卜伝(「卜伝峰入り」)、秘技を継承した唯一の男・田丸直昌の生き様(「一の太刀」)、天賦の才を持ちながら一族の系図から抹殺された柳生源之丞(「柳生殺人刀」)など、剣の道に生きる男たちの物語七篇を収録。

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