小説むすび | 国芳一門浮世絵草紙 3 鬼振袖

国芳一門浮世絵草紙 3 鬼振袖

国芳一門浮世絵草紙 3 鬼振袖

「鬼振袖」とは薹の立った娘の振袖姿のこと。浮世絵師国芳を父に持つ侠風な美少女登鯉にも、いつの間にか甘やかな娘時代は過ぎてゆく。初恋の男の凄惨な自死、遠島になった最愛の男との思いがけない再会とその恋の行方、しがらみに縛られて素直になれない若親分への淡い想い…。一方、相変わらずの即席頓智で発禁覚悟の諷刺画を描きまくって世間の喝采を浴びていた国芳は、遠山が奉行を勤める南町奉行所隠密廻りによって、要注意人物として行状を密かに探索されることに…。昔なじみの金さんがなぜ?『侠風むすめ』『あだ惚れ』が絶賛された、シリーズ第三弾。

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