小説むすび | 冬の蝶

冬の蝶

冬の蝶

出版社

小学館

発売日

2013年12月6日 発売

電子書店で圧倒的人気を誇る「百夜・百鬼夜行帖」が遂に文庫化。津軽からやってきた盲目の美少女修法師が、江戸の町で物の怪たちを次々と調伏してゆく怪奇譚。冬だというのに現れる蝶の正体は?なんと百年前の恋文が化けて出た物で…(『冬の蝶』)。指物師の家に出てくる「深紅の大目玉」。物の怪の正体を知り、忘れかけていた親の愛情を思い出す(『魔物の目玉』)。博打に負けた左吉を助ける為、一肌脱いだ百夜。由井正雪の宝探しを始めた二人に意外な結末が…(『化人の剣客』)。笑って泣ける短編が全部で九篇。読み出したら止まらない修法師百夜シリーズ第一弾。

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