小説むすび | サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリア

出版社

新潮社

発売日

2001年12月1日 発売

孤独なピアニスト響子がかつての“恋人”透子に再会した。家族の温もりを求めてシングルマザーとなり赤ん坊の桐人を育てている透子に対して、変わらぬ情熱を抱きながらも子供の存在を受け容れられない響子。そんな三人の不安定な関係が、透子の突然の死によって崩壊した時、響子の前に謎の青年が現れた…。山本周五郎賞作家が新しい“家族”のかたちを問う、とびきり切ない愛の名品。

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