小説むすび | 過越しの祭

過越しの祭

過越しの祭

出版社

新潮社

発売日

1991年2月1日 発売

ユダヤ系アメリカ人の作家と結婚した道子、2人の息子=15歳のジョンと13歳の脳障害のケン。南カリフォルニヤの真青な冬の空と海、3週間前に施設に入れたケンが帰宅した週末、行儀の良いケンとは対照的な夫婦喧嘩ー「遠来の客」。13年ぶりのニューヨーク滞在。夫の一族再会と血族の聖なる儀式への彼女の憂鬱ー「過越しの祭」。自由を求めて渡米した道子の予期せぬ戦いを描く。

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