小説むすび | 虹よ、冒涜の虹よ(上巻)

虹よ、冒涜の虹よ(上巻)

虹よ、冒涜の虹よ(上巻)

出版社

新潮社

発売日

2003年8月1日 発売

二人の首領を同時に射殺する暴挙に出た気鋭のやくざ「真昼の銀次」は北国の海岸に立つ高さ100Mの電波塔に潜伏した。人間らしい生き方を選んだ元舎弟の世話になり、大自然の移ろいに身を委ねているうちに、銀次が徹したはずの悪はひび割れてゆく。そんな銀次を“仮面”があざ笑い、“死に神”が地獄へと引きずり込もうとする。そこへ老彫り師が現われ、刺青を彫らせてくれと頼む。

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