小説むすび | 蛍の唄

蛍の唄

蛍の唄

出版社

新潮社

発売日

2016年1月28日 発売

戦後45年目の夏。高校2年生のゆかりの伯母は空襲で焦げた電柱の前で見失った我が子を待ち続けていた。夏休みの課題のため、ゆかりは伯母の戦争体験を聞こうとするが父の勇太から猛反対を受ける。昭和20年3月10日、あの炎の夜に何があったのか。伯母の交通事故をきっかけに父はようやく口を開くー。東京大空襲の語り部が戦禍の記憶を今に伝える長篇小説。

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