小説むすび | 消えた娘

消えた娘

消えた娘

1940年代のある日、イモジンは18歳の娘コーラを連れ、アガタイトの町に辿りついた。夫に愛想が尽き、家を出てきたのだ。車が故障し、役所前広場のベンチで修理を待つ間、娘は5セント持って向いの店にアイスクリームを買いに行った。そしてそのまま、30分、1時間、1週間…。イモジンはひたすら娘の帰りを待ち続ける。今までに例のないまったくユニークな心理サスペンス。

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