小説むすび | あきらめきれなくて

あきらめきれなくて

あきらめきれなくて

銃撃され、診療所に駆けこんだフリーのパイロット、キイ・タケット。診察に当たった女医ラーラは、かつて上院議員だったキイの兄とスキャンダルを起こし、その失脚と謎の死の原因を作った張本人だった。ラーラがあえてタケット家の近隣で開業した目的は、キイの腕を借りて内戦状態のモンテサングレに密入国し、わが子の遺体を取り返すことだった。

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