小説むすび | 響子微笑(ひびきこみしょう)

響子微笑(ひびきこみしょう)

響子微笑(ひびきこみしょう)

出版社

新潮社

発売日

1988年2月1日 発売

響子が走ると風が生じた。太陽が虹色に砕けて、髪と共に流れてゆく-自然児のように野や山を遊び回っていた彼女は、恋のために狂気に陥った若い女や身内の男の不慮の死を目撃し、新しい世界に目を開かれてゆく。思春期を迎えようとする少女の歓びと哀しみ、輝きと翳りをくっきりと描く。ついに生まれたエコロジー小説。

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