小説むすび | 鏡影劇場

鏡影劇場

鏡影劇場

著者

逢坂剛

出版社

新潮社

発売日

2020年9月18日 発売

ギタリストの倉石が、マドリードの古本屋で入手した古楽譜の束。その裏には、十九世紀の文豪ホフマンの行動を辿る謎めいた報告書が綴られていた。倉石の妻・麻里奈の依頼を受け、古閑沙帆はドイツ文学者の本間に、古文書の解読を託すが…。解読が進むにつれて、ホフマンの知られざる人生と共に、彼ら自身にも繋がる不可解な暗合と因縁が浮かび上がる。この古文書は一体ー?予測不能の結末68頁は袋綴じ仕様。

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