小説むすび | 死が舞い降りた

死が舞い降りた

死が舞い降りた

出版社

新潮社

発売日

1995年1月20日 発売

旋風とともに背後から襲い、喉を突き刺し、眼球を抉る。過去を忘れ、何もなかったように生きる者こそ、わが標的。そう、これは「狩り」なのだ…。朝もやにけむる街でジョギング中の男が惨殺された。死亡推定時刻は午前六時。総頸動脈、後頸部に深い創傷。頸部椎間板亀裂。左鎖骨部分骨折。眼球剥落。死因は外傷性ショック死。遺留品は殆どなく、凶器も不明。行き詰まる捜査の果てに、やがて浮かんできたものは。森に棲む者の復讐を描くサスペンス。第7回日本推理サスペンス大賞優秀作。

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