小説むすび | 貴門胤裔(上)

貴門胤裔(上)

貴門胤裔(上)

清朝で五人の皇后を出すという、栄光に包まれた巨大な一族。その末裔で、大伯母に西太后をいただく著者が、清朝崩壊、中華民国成立、国共分裂、中華人民共和国成立さらに文化大革命を経て現代まで、激動の歴史に翻弄される清朝貴族の流転を描く。うつろう時の背後で奏でられるのは「采桑子」の哀切な調べ…西太后の末裔が描く自伝的小説。魯迅文学賞受賞。

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