小説むすび | 殺しの歌が聞こえる

殺しの歌が聞こえる

殺しの歌が聞こえる

高校教師ブレイン・エイヴァリーの身辺で不可解な出来事が起き始めたのは、夫のマーティンが自殺してから半年後のことだった。教え子の一人が手首を切られて殺され、死体の第一発見者となったブレインのもとに、奇妙なメロディーにのせた犯行声明の電話がかかってきたのだ。だが、警察は彼女の言葉を信じようとはせず、かえってアリバイのない彼女への疑惑を強めていった。やがて同じ手口で第二、第三の殺人が起き、そのたびに深夜の電話が。誰ひとり頼る者もなく不安に怯えるブレイン。ついに犯人の魔手は彼女自身にも…。

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