小説むすび | 逆行の夏

逆行の夏

逆行の夏

水星で暮らすぼくとママのところに、クローンの姉が月からやってきた。太陽が膨大な光をもたらすこの“逆行の夏”に姉と水銀洞へ出かけたぼくは、今まで隠されていた家族の真実を知る。ほろ苦くも美しいボーイ・ミーツ・ガールを描いた表題作、目も耳も不自由な人々のユートピアを提示してあまたの賞に輝いた「残像」など、怜悧で官能的なヴィジョンがあふれる6篇を収録。ヴァーリイの粋を結集したベスト・オブ・ベスト。

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