星界の戦旗(2)
帝国暦955年、幻炎作戦によって圧倒的勝利をおさめた「アーヴによる人類帝国」は、残存する「人類統合体」の艦隊を制圧すべく、新たに艦隊を再編し、狩人作戦を開始した。いっぽう、狩人第四艦隊に所属する「バースロイル」艦長ラフィールは、艦隊司令長官ビボース提督によってまたも領主代行を命じられ、ジントとともに惑星ロブナス2へと向かった。だがまさかその惑星が…新時代のスペース・オペラ待望の第2巻登場。
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“アーヴによる人類帝国”と“三カ国連合”との戦争は七年目に突入した。戦況は帝国に有利に展開していたが、さらなる攻撃のために、新たな作戦『双棘』が発起され、ラフィールとジントは、襲撃艦“フリーコヴ”で、ラフィールの弟ドゥヒールは、戦列艦“カイソーフ”に乗り組み、出撃する。そのころ、皇帝ラマージュと“ハニア連邦”とのあいだで、とある密約がなされようとしていた。大詰めを迎える戦争、その行方は。 2004/12/25 発売
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“アーヴによる人類帝国”が“ハニア連邦”を併合するはずの雪晶作戦が発動したが、逆に“ハニア連邦”は帝都への進撃を開始していた。作戦に加わった、ラフィールの弟ドゥヒールが乗り組む戦列艦も予定外の交戦状態にあった。一方、勅命にて帝宮に呼び出されたラフィールには、皇帝ラマージュから、新たな艦と任務が与えられる。苛烈な戦闘は、アーヴに大きなうねりをもたらすことになる。“戦旗”シリーズ・第一部完結。 2013/03/22 発売