小説むすび | 救命士

救命士

救命士

ニューヨークは眠らない。だから救急救命士の俺も、静かな夜は過ごせない。心拍停止、呼吸困難、薬物中毒、銃撃事件、交通事故。大都会の夜は生と死のせめぎあいに満ちあふれ、救急車は夜を徹して、すさんだ街を走り回る。そんなある夜、心臓発作を起こした老人の家に呼ばれた俺は、不可解な体験をした。俺の面前に現われた人影は…自らも救急救命士であった著者が、その実体験をもとに描き出す、生死と愛憎のドラマ。

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