小説むすび | ゆすり

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マフィアの幹部トニー・パリージは、ラス・ヴェガスを裏から牛耳り、甘い汁を吸っていた。その手口は恐喝で、脅しに応じなかった者がすでに何人も殺されている。見るに見かねたFBI捜査官のノヴァクはトニーを有罪にする切り札として密告屋に法廷で証言させようともくろんだが、その大事な証人も爆殺されてしまった。一方、この恐喝にかけては名人芸の持ち主、元警官のサンズが刑務所から出てきた。しぶといマフィア、凄腕の捜査官、そして恐喝に明け暮れる悪徳警官。-頭と度胸の駆け引きと三つどもえの闘いをスリリングな筆致で描く傑作。

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