小説むすび | 白昼の抗争

白昼の抗争

白昼の抗争

セント・ブルーノーの町は不穏な空気に包まれていた。初の黒人市長になると思われていた市会議員ランキンが何者かに暗殺されてから、町の黒人地区パン・フライは不気味に鳴りをひそめていた。一方、対立するフランス人移民地区フロッグタウンの犯罪組織も何事かを企んでいるようだ…。フロッグタウン出身のシェード刑事は流血の抗争を防ぐべく、必死にランキン暗殺の犯人を追う。だが一触即発の空気の中、白人青年が黒人映画館主を射殺する事件が起きた!ついに抗争の幕が開くのか。-期待の新鋭がリアルな筆致で描く迫真のヴァイオレンス。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP