グイン・サ-ガ(4)
モンゴールに滅ぼされたパロが見事な復活をみせた頃、この大戦争のさなか北方諸国を旅していた、豹頭の戦士グイン、傭兵イシュトヴァーン、吟遊詩人マリウスの三人は、ようやく中原の大国ケイロニアにたどりついた。だが、そこで彼らを待ちうけていたのは、ケイロニア皇位をめぐる複雑怪奇な陰謀だった。美貌の剣士イリス、皇女シルヴィアなど、のちの本篇を彩るキャラクターたちが総登場する、第4部放浪篇。
関連小説
グイン・サ-ガ(1)グイン・サ-ガ(1)
辺境の森に、忽然と姿を現わした一人の男。鋼鉄の筋肉と燃える眼をもつその男は、しかし、豹頭人身の異形の超戦士であった。自らの過去を知らぬその男グインと人々との出会いが、闘争と激動の運命を展開してゆくことになるとはそのときまだ誰も考えてはいなかった-。現代のロマンの語り手栗本薫が、壮大な構想のもとに繰り広げる大河ロマン。シリーズ開幕を告げる辺境篇が愛蔵版としてここに登場。 1989/09/01 発売
グイン・サ-ガ(2)グイン・サ-ガ(2)
パロ=モンゴールの戦いのさなか、辺境の森に忽然と現われた豹頭人身の超戦士グイン。その出現は、古代王国パロ、尚武の国ケイロニア、新興モンゴール、草原の国アンゴス、そのほかの群雄が割拠する国々に、また人々に大いなる波紋をもたらすのだった。現代の語り部栗本薫が全百巻という壮大な構想のもとに繰り広げる大河ロマン、グイン・サーガ・シリーズ。第二部陰謀篇愛蔵版、ここに登場。 1990/09/01 発売