小説むすび | うけいれるには

うけいれるには

うけいれるには

フランス、セヴェンヌ地方。両親、長男、長女。幸せな家庭に待望の第三子が生まれた。愛らしい子どもだったが、次第に彼が重度の障がいを抱えていることが分かる。長男は弟の世話にのめり込んでいくが、長女は弟の存在に徹底的に反抗する。だが、介護に疲れ果てた家族を救うために立ち上がったのは長女だったー。障がいを持つ子どもが生まれた家庭の葛藤を、庭の石の視点から克明に描き、フランスでは高校生が選ぶゴンクール賞、フェミナ賞、ランデルノー賞を受賞し、日本では第1回日本の学生が選ぶゴンクール賞を受賞した話題作。

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