小説むすび | 広島の探偵

広島の探偵

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その探偵事務所は広島・鷹野橋にあった。職員は所長の瀧澤優作とアルバイトの荊木元気の二人きり。探偵事務所の仕事の定番・浮気調査に余念のない日々をすごす瀧澤だったが、ある日、立て続けに風変わりな依頼が続く。すでに亡くなった夫の素行調査に、終わってしまったらしいストーカーの犯人捜し。どうして今ごろ?と首を傾げる事件ばかり。広島の風景の中、春から夏にかけて捜査は進み、意外な結末を迎える。広島を舞台にしたハートフルミステリー。本作は日本エンタメ小説大賞の最終選考作を大幅に改稿した。

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