小説むすび | わが心のヒロシマ

わが心のヒロシマ

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本書では、1941年12月の日本軍によるマレー半島占領から始まり、当時16歳のラザク青年がマラッカの興亜訓練所で日本語を学び、南方特別留学生に抜擢されて来日、広島文理科大学で原爆に遭遇し、わずか1年半の日本留学を止むを得ず中止して帰国するまでの、太平洋戦争に重なる4年間の青年時代をとりあげている。

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