小説むすび | 邪馬台国の殺人

邪馬台国の殺人

邪馬台国の殺人

出版社

光文社

発売日

2002年1月25日 発売

司法浪人・倉橋謙次郎の叔父・倉橋浩二が、津軽の猿賀神社で、他殺死体となって発見された。そして、その傍らには、地元の郷土史家・柳原卯平衛の死体も!浩二は、学界を二分する邪馬台国論争で九州説を唱える権威。事件の背後に見え隠れする古文書「田道文書」が太陽信仰派と雨雲信仰派による古代日本の宗教戦争を明らかにする!歴史小説作家・芦川玲子、玲子のかつての愛人で邪馬台国畿内説の泰斗・湊幸彦と、その弟子・金井武-。謙次郎は、錯綜する人間関係の糸を解きほぐしていく。そして、叔父を襲った悲劇の真相を探るため、九州・吉野ケ里に飛んだ謙次郎が見たものは。

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