小説むすび | 王道の門(疾風編)

王道の門(疾風編)

王道の門(疾風編)

出版社

光文社

発売日

1989年10月1日 発売

武道家たちが北海道を目指した明治の末期。宗方恭平もそのひとり。柔・剣術では食えない。名目は北海道開拓だが、目的は武芸を磨くこと。試合に継ぐ試合。鷹同士の死闘は勝っても復讐を招く。恭平は択捉に渡り、お竜の愛に戸惑った。芸か愛か。まだ驚異の護身術“合気道”の会得に気付かない彼が、乱世の覇道を模索する。

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