小説むすび | 八方尾根0.01秒の逆転

八方尾根0.01秒の逆転

八方尾根0.01秒の逆転

出版社

祥伝社

発売日

1987年12月1日 発売

全日本スキー技術選手権大会の昨年度1位だった見城晃一(28)が、大雪山黒岳で滑降禁止の下山コースを降りたまま行方不明となった。翌朝、晃一はコースから外れた滝の上で、全裸死体となって発見された。警察は、道に迷い、雪中で錯乱状態になっての遭難死と結論した。だが、スキー界反主流の急先峰だった晃一に師事する多岐野純(23)だけは、彼の死に疑問を持った。そして、0.01秒差を競う技術選の優勝と死の謎を追う純の前で新たな殺人が発生した…。晃一が最後に一緒だったという謎の美女とは?事件の裏に隠された事実とは?スキーの名手である著者が7年ぶりに書下ろしたスキー・ミステリーの力作!

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