ぶっ太(と)い奴
「地球上で俺という人間はたった1人。1回きりの人生なら、自由に“ぶっ太く”生きなきゃ、生まれてきた甲斐がない」をモットーに、新興宗教両妙宗の教祖に成り上がった八幡野現太は、教団を日本一にするため、日々布教活動に励んでいた。“妙孔観聞の秘法”と、己れの妙棒尊、巨根をもって、次々と美女を歓喜法悦の境地に導く。夜の女たちが、OL、若妻、貴婦人が、そして碧い瞳のブロンド美人が、現太の秘技の虜となる。両妙宗の信者は激増、現太の野望は達成されるかに見えたが…。仕事も女も“ぶっ太く”欲をかいて生きる男の痛快人生を描くサクセス官能ロマン。