小説むすび | 開帳師

開帳師

開帳師

“開帳”とは、寺院が特定の日に秘仏を一般の人々に参拝させる事を云う。そして、開帳を催す興行師を“開帳師”と呼んだ。その開帳師・宝船の長兵衛から真光院御開帳の万揉め事始末役を任された素浪人・矢吹平八郎。金の匂いを嗅ぎ付け押し寄せる地廻りや貧乏御家人を次々と退ける一方で、莫大な“お布施”を狙う者の影が…。悪を許さぬ男気の剣。傑作人情時代小説。

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