小説むすび | 笑う奴ほどよく盗む

笑う奴ほどよく盗む

笑う奴ほどよく盗む

出版社

祥伝社

発売日

2016年2月12日 発売

「夫が髷に白粉をつけてきたり、隠れて踊りの稽古をしているんです」易者姿の鬼堂民斎は旗本の奥方を観ていた。芸者絡みの浮気とにらんだ民斎は、画数占いで仰天した。夫とは南町奉行矢部駿河守定謙だったのだ。真面目一徹の駿河守がなぜ?夕刻、白塗りの若衆の割腹死体が発見された。脇差には“やべ様命”とあり…(お奉行を占う)。人情てんこ盛りの時代推理。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP