小説むすび | 騙し絵

騙し絵

騙し絵

出版社

祥伝社

発売日

2017年1月12日 発売

十二歳の信太郎は心が苦しかった。長屋に正吉と父親の弁蔵が越してきた途端、大人達が父子を嫌悪する側と同情する側に分かれたのだ。誰よりものろまに見える弁蔵が、世間体を気にせず我が道を歩くのが大いに気に喰わないらしい。自分の母も二人を毛嫌いするが、信太郎は正吉に興味を抱く。一方、正吉は大人達の仕打ちを意に介さずー真の優しさを問いかける感動作。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP