小説むすび | 闇奉行 燻り出し仇討ち

闇奉行 燻り出し仇討ち

闇奉行 燻り出し仇討ち

出版社

祥伝社

発売日

2017年11月15日 発売

「危ない」茶屋の看板娘お沙世が叫んだ。侍の駆る馬に、団扇職人の娘が撥ね飛ばされたのだ。侍は名乗ると、金を投げて立ち去り、娘は看病も虚しく死んだ。憤る札の辻の住人たち。だが、人宿「相州屋」の主忠吾郎は旗本の挙動に不審を覚え、仁左たちに探索を命じる。仇討ちに走ろうとする娘の父親を宥めつつ、策を練る忠吾郎の胸中は…。奉行が裁けぬ悪を討つ、第五弾。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP