小説むすび | 七十四秒の旋律と孤独

七十四秒の旋律と孤独

七十四秒の旋律と孤独

宇宙船を警備する人工知性(マ・フ)の紅葉の葛藤と、宇宙空間でワープする際に生じる空白の七十四秒間のできごとを描いた第八回創元SF短編賞受賞作「七十四秒の旋律と孤独」をはじめ、人類が滅亡したあとの宇宙で、人間の遺した教えと掟に従って宇宙を観測し続けるマ・フたちの日々を綴る連作“マ・フ クロニクル”の全六編を収録。永遠の時を生きるロボットと、創造主である人間をめぐる鮮烈なデビュー作品集。

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