小説むすび | 九人と死で十人だ

九人と死で十人だ

九人と死で十人だ

元新聞記者マックス・マシューズは、兄が船長を務めるエドワーディック号に乗り込んだ。戦時下の英国へ軍需品を運ぶ危険な航海である。二日目の晩、マックスは同船した女性の遺体を発見。外部からの侵入はありえない海の上、殺害現場に指紋が残されており、犯人は網にかかったも同然と思われたが、奇妙なことに船内に該当者はいない…。H・M卿は不可能状況をいかに解くか。

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