小説むすび | 柳生十兵衛秘剣考(水月之抄)

柳生十兵衛秘剣考(水月之抄)

柳生十兵衛秘剣考(水月之抄)

廻国修行をさらに続ける男装の武芸者・毛利玄達だが、どういう腐れ縁か、行く先々で剣豪と名高い柳生十兵衛と出くわすことに。この度も、将軍家剣術指南役・小野次郎右衛門の墓参に連れ立つことになった二人。下総で、次郎右衛門が同門の善鬼と一刀流の継承を争った決闘の真相ほか、剣豪にまつわる三つの謎。剣の謎解きにかけては右に出る者がない、柳生十兵衛の鮮やかな名推理。

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