小説むすび | 砂塵の舞う土地

砂塵の舞う土地

砂塵の舞う土地

最初は何の変哲もない、よくあるデスクワークの一つに思えた。60年前の遺言状というのがいささか好奇心をかきたてたが、それとて退屈な仕事を彩る軽いアクセント。だが、ひとたびその農場の相続人が現れるや、私は生死を賭けた危険な謎解きゲームの渦中に巻きこまれた…。灼熱のオーストラリアを舞台に、冴えない青年弁護士とタフな女陸軍大尉が展開する決死の探索行。名手がポップな筆致で描く、スリル満点の痛快冒険活劇。

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