小説むすび | アーモンドの木

アーモンドの木

アーモンドの木

ヒースの原野に建つ家で孤立した生活を送る一家に、父親の不倫という暗い影が差す。聖バレンタインの日、父親は家を出ていくが…少年の目を通して家庭の悲劇を描いた「アーモンドの木」。級友のシートンに誘われ彼の伯母の家を訪れるが、なぜかシートンは伯母をひどく怖れ憎んでいた…謎めいた暗示に満ちた「シートンの伯母さん」ほか全七篇。生と死のあわいのかそけき恐怖、子供の想像力や幻想の世界を繊細なタッチで描いたデ・ラ・メア傑作選。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP