小説むすび | 誘惑の言葉はフェルメール

誘惑の言葉はフェルメール

誘惑の言葉はフェルメール

伯爵令嬢リリーは兄妹とともに、悪名高い放蕩者のライブルック公爵ダニエルの屋敷に招待されていた。絵を描くことが好きなリリーは、ライブルック邸が所蔵するフェルメールの絵を見ることを何より楽しみにしていたので、絵を探して邸内をさまよっていたところ、物陰でいきなり抱き寄せられ、キスされる。驚き、はねのけた相手はダニエルだった。彼はリリーを別の女性と間違えたのだ。あわてて逃げ出すリリー。ダニエルは彼女の純粋な反応に心うたれ、すっかり魅了されてしまった。そして翌朝、彼女が絵を描いているところを訪れ、「きみが見たいフェルメールの絵は寝室に飾ってある」と言う。どうしてもその絵を見たいリリーは…「ヴィクトリア朝版『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』」とレビューされた大ヒット作、ついに日本上陸!

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