小説むすび | 社交界デビューは誘惑とともに

社交界デビューは誘惑とともに

社交界デビューは誘惑とともに

18世紀末のイングランド。世界中を周遊し、冒険譚を次々に出版している貴族アラリック・ワイルドが5年ぶりに帰国した。著作や彼を主人公にした芝居は大流行し、出迎えのために貴婦人たちが波止場にひしめき合うほど、彼はいまや女性の憧れのまとだった。兄の婚約披露のために開かれたパーティーでアラリックは、社交界にデビューしたばかりの愛らしい淑女ウィラと出会う。聡明で心やさしく、それでいて自分を表に出さない彼女にミステリアスな魅力を感じて夢中になるが、ウィラのほうは及び腰だ。彼女は奔放な両親のせいで悲しい思いをしてきたため、平穏な生活を望んでおり、華やかなアラリックに警戒の気持ちを抱いていて…ヒストリカルロマンスのトップ作家が描く注目の新シリーズ“ワイルド家”第一弾!

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