小説むすび | 塙団右衛門

塙団右衛門

塙団右衛門

出版社

PHP研究所

発売日

1994年10月17日 発売

戦国の世も終焉を迎えようとする頃、身一つで戦場を徘徊する一人の男がいた。男はその後、関ガ原の合戦で一番槍をとるという武勲をあげるも、浪人となってさすらい、やがて大坂の陣で天下掌握の大勢を決しようとする徳川家康の前に大きく立ちはだかった。男の名は塙団右衛門直之。武将としての死に花を咲かせるべく、落城秘至の大坂方にあえて馳せ参じた男の豪気なる生涯。

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