小説むすび | 愛新覚羅家の遺産

愛新覚羅家の遺産

愛新覚羅家の遺産

出版社

双葉社

発売日

1992年3月1日 発売

1966年6月28日。一人の老人が射殺された。西太后の翡翠を握り、七夕までは待てなかった、といい残して。当日、東京は大混乱だった。台風4号の襲来で、飛行機は欠航、新幹線は運休。しかも翌29日にやって来るビートルズに23万の若者が熱をあげ、補導された者が6500人。おまけにベトナム反戦の炎が燃えていた。そんな過熱東京で6月30日またも殺しがあった。が二つの殺人事件は、なんと大陸の謀略事件に結びつく。それをビートルズが解いたのだ。歴史の軋みを描いて新機軸「ラスト・エンペラー」の巨宝をめぐる長編・現代史ミステリー。

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