小説むすび | 結婚しようよ

結婚しようよ

結婚しようよ

「結婚だって夢なんだ。神様の前で一生の愛を誓うけど、そんなもんはすぐに嘘だとばれる、俺がいい見本だ」と突然妻に逃げられた圭太郎。「自分が何やりたいとか、何になりたいとか、私、わからないの。ないの、具体的な夢とか、全然」と、やりたくもない仕事に疲れ果てている美羽。そんなふたりが、のっぴきならない事情で結婚した。「結婚は紙切れ1枚と言うけれど、それは世界で一番重い紙切れ」圭太郎の父の言葉が身にしみるふたりだったが…。

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