小説むすび | 禁断の夜を重ねて

禁断の夜を重ねて

禁断の夜を重ねて

イングランドとウェールズの国境付近にあるシスル・ヒルの女主人イザベルのもとに、王の命令で騎士ラモンが遣わされた。シスルを敵から守るため、未亡人であるイザベルと結婚し、そこに住むよう言われたというのだ。横暴だった亡夫との結婚生活は苦痛に満ちたもので、女としての悦びを知ることもなかった。男の言いなりになる毎日なんて、もう二度とごめんだ。イザベルはラモンとの床入りには興味がないと宣言し、頑なに拒否するが、浴場で彼の逞しい裸体をまのあたりにすると思わず息をのんでしまい…

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