小説むすび | 見えない敵 栄次郎江戸暦22

見えない敵 栄次郎江戸暦22

見えない敵 栄次郎江戸暦22

田宮流抜刀術の達人で三味線の名手矢内栄次郎は手首を傷め、撥も刀も握れずにいた。折しも兄栄之進に再婚話が舞い込んだ。なんと三千石の大身旗本の娘だという。矢内家は二百石の御家人、もしや栄次郎の出生の秘密を知ってのことか。一方、五年前の“事件”を探り当てた者から、二人の商人に強請りの文が届き、尾行者も…。相談を持ちかけられた栄次郎は、はたして…。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP