小説むすび | ソ連原潜キーロフを撃て

ソ連原潜キーロフを撃て

ソ連原潜キーロフを撃て

ソ連書記長が何者かに暗殺されたために、クレムリン内部では一挙に権力闘争が開始された。米国との関係をこれまで以上に緊密にすべきだと主張する和平派と、書記長暗殺は米国の謀略だから断固報復すべしとする強硬派に、クレムリンが二分されたのだ。強硬派は、ノルウェー沖のバレンツ海で米国情報収集船を拿捕し、さらに、ソ連が誇る巨大原潜と最新鋭攻撃原潜を密かに米国近海に派遣し、核の一撃で米国を破壊せんともくろむ…。

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